管理釣り場増井養魚場

管理釣り場でのルアーフライフィッシングは増井養魚場へ。
ヤシオマスなどの大型魚からサクラマスやヤマメ、ブラウントラウトなど豊富な
魚種が放流されている栃木県宇都宮市の釣り堀です。おいしい鮎の直売も行っています。

ルアー&フライ増井養魚場

今日の出来事

今日の出来事
3.11
3月11日です。
東日本大震災から丸6年が経ちました。

当時のことは今でもありありと思い出せます。
揺れた時は、栃木県漁業協同組合の理事会を宇都宮市柳田町にある水産会館(元水産試験場)にて行っていました。
尋常ではない揺れに全員がスリッパのままで建物の外に出ました。
そして各自がそれぞれの事業所に携帯で連絡しようとしますが、全く繋がりません。
急遽理事会を中止して解散です。

戻る道中、どこの信号も点いておらず「これはエライことが起きた」と実感しました。

家に戻ると予想していたとおり停電しています。
通常ですと、停電が起きるとすぐに発電機を稼働させているはずなのですが、動いていない様子。
地震発生からすでに20分は経っているであろうというのにです。
家にいた弟が「発電機がまわらない!」と苦悩の表情で言ってきます。
私がやってみてもやはりダメ。ウンともスンとも言いません。
こうなると原因はバッテリーしかありません。
見るとバッテリー液のレベルがかなり下がっていました。
普段の点検不足がこういう時に露呈します。

養殖池全面には稚鮎が50万尾入っています。

地下水が止まり、水車も止まっていてはそのうちに酸欠で死んでしまいます。どのぐらいの猶予があるのかは分かりません。
そこで取りあえずいったん発電機を諦め、足しになるかどうか分からないけれど各池に酸素ボンベを設置して少しでも酸素を送るようにしました。
それから2トントラックを発電機の横に着けてバッテリーをつないでかけてみますがこれもダメ。
大体、発電機には大型トラックの大きいバッテリーが2つ載っています。それを2トントラックの小さいバッテリー1つで回そうとしても無理なことです。

そうしている間も携帯で知り合いの自動車修理工場に連絡をとり続けました。

何度かかけているうちに電話が繋がり状況を説明してバッテリーを至急持ってきてくれるように頼みました。
「在庫があるかどうか探してみる」と言っていったん電話を切りました。
祈るような気持ちで電話を待っている間に各池の様子を見に行きます。
すると、壁が1部倒れている池が1面。どうやら池底にヒビが入ってしまったらしく水がどんどん少なくなってきている池が1面あります。

『鮎の全滅、倒産』の文字が頭をよぎります。


しばらくして修理工場から「1つだけならある」という電話が。

ただし、1台だけで発電機が稼働するかどうかも分かりません。
あとは運任せです。
待っている時間の長く感じたこと。
バッテリーを載せ替えてスイッチを入れると、弱々しいスタートながらも何とかかかってくれました。
その時午後7時30分頃。電源が落ちてから実に4時間ほどが経っていました。
ポンプと水車が復活です。
水が減っていた池はあと10cmほどで枯れるところでした。
その池も他の池も鮎は助かりました。

ホッとしたのもつかの間、今度は発電機の燃料がいつまで持つかです。

何しろ、電気が復旧する見込みが全然立ちません。
ただ、これから燃料を調達しに行くといっても道路状況も分からないし、スタンドが営業してるかも不明です。
幸い発電機の燃料タンクは満タンになっていましたので、これに賭けることにしました。
燃料を使い果たすまでに復旧したら勝ち、復旧しなかったら負けです。

結果、復旧は翌日の午前10時30分頃。

発電機は回り続けていました。
その後テレビで東北の津波の被害と福島第一原発の事故の様子を見ることになります。


これまで長い時間をかけて築き上げてきたものなど、一瞬で崩れ去るんだ
当たり前と思っていたことは、実は有り難いことなんだ
と、その時を境に思うようになりました。

昨年の熊本もそうですが、またいつ巨大地震が近辺で起こるか分かりません。
心と物資の準備だけはしておかなくてはならないと思います。







ホーム 今日の出来事一覧
鮎の直売 ヤシオマスの料理レシピ 鮎の放射線量測定しました

栃木県の放射線量について

増井養魚場のfacebookページ 釣り掘モバイル ルアー&フライメール会員募集中
リンクのご案内 管理釣り場増井養魚場へのお問い合わせ 増井養魚場までのアクセス

【増井養魚場】 栃木県宇都宮市桑島町448 TEL:028-667-1048 FAX:028-667-1079
Copyright(C)2009 Masui-Fish Co.Ltd. All Right Reserved.