水産業者の被害
台風19号襲来から1週間。
栃木においては佐野市近辺の惨状がテレビで伝えられています。
そのテレビではあまり触れられることはありませんが、私たちのような水産業者も結構な被害を受けているようです。
管理釣り場、河川漁協、ヤナ、そして養魚場です。
もちろん地域によって被害の規模は違いますが、施設の損壊のみならず魚の損失もあります。
今日の夕方にサクラマスの仕入れに行った先の大手同業者は、10数件の管理釣り場と取引がありますが、そのうちの7〜8件は被害を受けたようだと話していました。
フィッシングラリーの仲間である下都賀漁協直営のなら山沼漁場さんもその一つです。
管釣りシーズンが始まったばかりです。
早い復旧を願うばかりです。
また、全国内水面漁業協同組合から各県の被害状況をまとめた表が送られてきました。
これを見ますと、中部、北陸、関東、南東北地方に被害が集中していることが分かります。
改めて、全く被害無く済んだことが奇跡だったと思わざるを得ません。
ただ、次は分からない。
色んな事を想定しておかなくてはなりません。