カワウアオサギなどは、池の縁や水中の生きている魚を捕ろうとしますが、

トンビは水に浮いている死んだ魚を捕ります。

そして、前者がクチバシでくわえるのに対して、後者は足でつかみます。

また、カワウやアオサギが取り損ねた魚は身体に傷が付き、いずれ死んでしまうものが多いです。

まれに身体にクチバシでくわえられた痕があったり、穴を開けられたりした魚が釣られることもあります。

もう、彼らが生きるためだとはいえ、立場上憎らしく思ってしまいますね。

その点トンビは別です。

水面の死んだ魚を捕ろうと翼を広げて釣り池に急降下してくる様は、カッコ良いなと単純に思います。

だけど、これが結構な確率でつかむのを失敗していて、それがまた可愛いんですね。

まあ、大きな鳥が釣り池の上を飛ぶだけで魚にはストレスになっているので、可愛いとばかりも言っていられないのですが、ごく一瞬のことですのでね。

お客様にも大目に見ていただけると嬉しいです。

 

そして、釣り池近辺にいる鳥がもう1種類。

カラスです。

良くトンビを追いかけ回しているシーンが見られますが、最近はカワウのように100羽以上の群れになっています。

ヒッチコックの『鳥』のような状態。

時期的なものなのでしょうか。

今のところは、釣り池の直ぐ近くに飛んできたり、お客様の荷物にいたずらするという直接的な被害が無いのと、カラス特有の鳴き声でギャーギャーやられていないのも救いです。

あれ、結構不気味ですからね。