那珂川系

午前中、鮎種苗センターより稚鮎を50000尾仕入れてきました。

これで今年予定していた総尾数180000尾に達しました。

そして今回は、これまでの「とちぎ系F1 」ではなく「那珂川系F4」です。

那珂川系を入れたのは数年ぶりになりますね。

ここ最近は、ずっと「とちぎ系やダム湖産型、七色系」だけを仕入れていました。

ところが昨年、鮎の病気である『冷水病』でかなりの被害を出してしまったこともあり、昨年の水産試験場の試験で最も冷水病に強いと判断された那珂川系を入れることにしたわけです。

果たして思惑通りにいってくれるかどうかは分かりませんが、何か一つだけでも昨年と違うことをしないと、という思いです。

9月頃には結果が出ていることでしょう。

 

その種苗センターで同業者間で話題となったのが、4~5月の放流が昨年同様に行われるかどうかということでした。

心配なことが2つあります。

前回(16日)に書いたことと被りますが、

1つは

10月の台風で土砂災害のあった河川は現在改修工事を行っていますが、それが放流の時期までに終わるのかどうか。

2つめは

この冬の雪不足で、春先には河川の水量不足になり、計画通りの放流が出来ないのではないか。

ということです。

ホントに鮎は悩ましいことが多いです。