ヤマメ戦
昨日の営業終了後に、ヤマメを初放流しました。
先日「多少銀毛しているものも放流します」と書きましたが、実際には「かなり銀毛しているもの」が多かったですね。
中にはハッキリとパーマークが出ているものもありましたが、それはごく僅か。
フリーパス争奪戦の検量の際は、いつも以上にサクラマスとの違いを見極めることに慎重になりました。
(具体的なことは書きませんが、数年前に苦い思いをしています)
また、20cm台の勝負になるだろうとも書きましたが、実際には30cmを超える勝負になりましたね。
フリーパスを取得された2名様ともに31cmUPでした。
https://www.masui-fish.com/archive/7128/
そして、この銀毛しているということでの悲劇が!
優勝サイズを超えるヤマメを釣っていながら、ヤマメだと思わずに検量しなかったお客様がいらっしゃいました。
(今回はサクラマスも同時放流でした)
午後に、捌くために水場に持ってこられた魚を偶然私が見かけ、検量させてもらったら31.4cm!
伺うと、朝一で釣っていたとのことでした。
残念ながら、後の祭り。
結局、月間魚種別大物ダービーの方にエントリーしていただきました。
ヤマメはこういう事があるので厄介な魚なんです。
ちなみに、
パーマークがしっかり出ているか銀毛してしまうかの違いは、1年目の育て方の違いにあります。
1年目の稚魚のうちにガンガン餌をやって早く大きくしてしまうと、銀毛しやすくなる傾向にあります。
逆に1年目はゆっくり育てるとパーマークがしっかり出ているヤマメになります。
あとは、系統による違いもあることはありますね。
いずれにしても、養魚場泣かせ、管釣り泣かせの魚です。