良いとこ取りと保険

朝、管理棟の温度計は-6℃。池の水温は8.2℃。相変わらずの冷え込みでした。
今週はずっとこんな感じですから、朝一からのお客様が少ない状況が続いています。
そして今日などは、昼頃から強風が吹いてきましたから、午後からのお客様もあまりいらっしゃいませんでした。

そんな中、栃木県漁連の鮎種苗センターから稚鮎を仕入れてきました
0.49gを100000尾です。
今回のものは、昨年のダム湖産型F8と七色ダム湖産型F2との掛け合わせ
いわゆるハイブリッドタイプです。
比較的掛かりが良いといわれているダム湖産系と比較的冷水病に強いといわれている七色ダム系の良いとこ取りを狙って作られた鮎です。
その結果が出るのは6月の鮎釣り解禁を待たなくてはなりませんが、各漁協の皆さんの大きな期待を担っていることに違いはありません。
4~5月の河川放流まで病気にすることなく、責任を持って大事に育てなくてはなりません。

その、鮎の病気が出た時に対処するための薬品を購入するのに、今年から水産試験場などの公的機関から事前に抗菌剤使用指導書を交付してもらっていなくてはならないということを、昨年12月27日に説明をされていました。
https://masui-fish.com/tsuriba/post_1001.html
で、今日の午後に水試の職員が申請用紙を持って来訪。
その場で、万が一の時に必要になるであろう薬品名を記入し、署名捺印して提出しました。
何度も書いていますように、うちはここ7年間は薬品未使用で来ていますから今年もおそらく使うことはないだろうとは思います。
それでも、100%無いとは言えませんので、保険のつもりで申請しました。

今月7日の大会で今シーズン初めて放流したヤマメですが、明後日28日(日)の【フリーパス争奪戦】のターゲットになっています。
明日の営業終了後に放流することになっていますので、念のために仕入れ先に確認の電話をいれました。
すると、「調子が悪く、注文された半分も出せないかも知れない」との返事が!
これはエライことです。
大丈夫そうなものだけ選んでもらって放流してもどれだけ掛かってくれるか予想も出来ません。

ですので、
足りなくなった分をサクラマスで補ってもらい放流することにしました。
そして、
ヤマメとサクラマスのダブルターゲットに変更いたします
保険をかけました

ヤマメとサクラマス、それぞれのトップの方にフリーパスをお渡しいたします。
なお、エントリーはお一人どちらかの1魚種になります。

急な変更で申し訳ありませんが、ご理解いただきたくお願いいたします。