謎のイワナ

冷凍作業のために、昨日フィッシュポンプで養殖池から鮎を取り上げておきました。
で、今日網だてしておいたところからトラックの水槽に鮎を移動していたら、何と鮎に混じってイワナが1尾いるではありませんか!

サイズからすると、オープンに向けて釣り池に放流されたヤツのよう。
鮎の養殖池に来てから数日は経っているのでしょう。
鮎に背中をつつかれまくったようで、傷だらけになっています。

しかし、何故ここに? どうやって?

考えられるのは2つ。
①アオサギにくわえられたものが、養殖池の上で放されて落ちた。
②釣り池から注水パイプを通り、さらに養殖池の排水パイプを遡って来た。
このどちらかです。

②の方は、かなりの難易度。状況を考えると奇跡に近いですね。イワナと言えども。
ですから、おそらく①の方なのだろうと思います。
今年はクチボソやコイの稚魚が大量に発生していて、特に釣り池のヘチにいます。
それらを食べようとヘチに来たイワナがアオサギの餌食になっている可能性が高く、この鮎の池にいたヤツもそうした経緯でやってきたんじゃないでしょうか。

ちなみに、養殖池と釣り池の間にある鯉の生け簀がある池にもイワナが数尾います。
これらは注水パイプから来たヤツですね。
それでも、これも現況を見ると「え〜! ほんとに?」となると思いますよ。